寺町の小さな文化施設、
BnA noie

かつて、さまざまな背景を持つ人々を受け入れてきた前橋の寺町、三河町。この地にある少し変わった築50年の「寺町の家」がアーティストたちの手によって改装され、BnA noieとして生まれわかる。

館内には、群馬出身のアーティストたちがつくる一組限定のアートホテルを中心に、スナック、ギャラリー、アーティストや俳優のためのレジデンスが共存。

BnA noieは、この寺町エリア全体をひとつのアートセンターとして捉え、文化の新しい生態系を育てていく「寺町藝術センター(寺藝)」構想の一環として生まれた。徒歩30秒の場所には、築68年の元編み物学校を改装した小劇場「百劇」がオープンする。

つくる人、演じる人、泊まる人、地域の人が交わり、新しい表現や関係が生まれていく場所。宿泊費の一部は寺藝の活動へ還元され、ここに泊まることが、前橋の文化を育てることにつながります。

※ 企業型ふるさと納税の活用も可能ですのでお問合せください

三河町という境界の街

前橋の寺町「三河町」は、前橋東端に位置する3本の川に囲まれた小さな町。繁華街の端の境界地であり、製糸業を支えた職人たち、旅芸人たち、戦後に移り住んできた人びと、外国人や行き場を失った人たち、さまざまな背景を持つ人びとを受け入れてきた、少し不思議な境界の町だった。小劇場や商店が所せましと立ち並び、インフォーマルなエリア特有の、自由と、多様性、活気の溢れる文化が生まれる街でもあった。

1982年7月の三河町(撮影:阿部 勇一)

そんな三河町は今、区画整理によってかつてのバラック街もほぼ消え、空地が増えてきている。同時に、活気がなくなっていた中心地ではアートや建築を中心街とした大きな動きが起きている。町全体がグレーになってしまっていた前橋の中心にまた光が灯ろうとする今、三河町はまた境界地としての役割を持つときが来たのではないだろうか。私たちは、この土地に宿る記憶を紡ぎ、包容力を大切に引き継ぐと同時に、できた空白を表現の舞台として何よりも楽しもうと思っている。

現在の三河町:区画整理によって空地が自然に帰っている

Stay

2026年10月開業予定、群馬のアーティストたちが作り上げる「泊まれるアート作品」

百劇

BnA noieから30秒、寺町藝術センターの中心となる小劇場。

かつて三河町で99年続いた後、焼失してしまった芝居小屋にちなんで名づけられた。訪れることがなかった100年目を今実現すると同時に、これから100年文化を紡いでいく場との想いを込めた名前。

Team & Collaborators

Access

 

住所:

  • 〒371-0015
    群馬県前橋市三河町1-9-3

アクセス:

  • 前橋駅 ― 徒歩12分

  • 中央前橋駅 ー 徒歩4分

  • アーツ前橋、まえばしガレリア、白井屋ホテル等 ー 徒歩5分以内